いしだ壱成

 教師役の真田広之(59才)が女子高生役の桜井幸子(46才)と恋に落ちる、禁断の関係を描いた『高校教師』(TBS系/1993年)は、最終回で視聴率33%を記録。電車内で寄り添い、互いの小指を赤い糸でつなぎながら絶命したともとれるエンディングは、いまなお語り継がれる名シーンだ。だが女子生徒が放課後の視聴覚室でレイプされるシーンや近親相関の内容が含まれており、NG扱いされているという。

 時代が進めば社会状況が変わるだけでなく、演者も年を重ねていく。いまをときめく人気俳優の駆け出し時代が見られるのも、再放送がウケている要因の1つ。現在再放送中の『ごくせん』(日本テレビ系/2002年)では、あどけなさが残る松本潤(36才)や松山ケンイチ(35才)が画面に映るたびに、SNSは大盛り上がりだ。

 そのためか、二宮和也(37才)、山下智久(35才)、小栗旬(37才)、成宮寛貴(37才)という錚々たるメンバーが顔を揃えた、17年前の『Stand Up!!』(TBS系/2003年)の再放送を望む声も多い。だが、その期待には応えられていない。

「童貞卒業を目指す4人組、“童貞ボーイズ”がひたすらかわいくまぶしい物語でしたが、内容的には下ネタのオンパレード(笑い)。この時代の再放送は難しいのではないでしょうか」(田幸さん)

※女性セブン2020年7月9日号

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