昨年6月に神馬が一頭死んだことを受け、大役を担うことになったのが、「本勇号」だった。栃木県の御料牧場で生まれた栗毛のアングロアラブ種で、その後は皇居内にある宮内庁主馬班の厩舎で育てられた。
「神馬として贈られるのが決まったあとの昨年10月、愛子さまは両陛下とともに厩舎で本勇号をご覧になりました。
愛子さまは本勇号の鼻先を優しくなでられ、職員に“よく食べるんですね”などと声をかけながらにんじんを与えられました。穏やかで人懐っこい性格の本勇号は“がんばってね”という愛子さまのエールがよほどうれしかったのか、愛子さまの手によだれを垂らしてしまうハプニングがありましたが、幼い頃から乗馬がお好きで、2022年の21才の誕生日に公開された映像でも馬との自然な触れあいをされていた愛子さまは、思わぬ事態にもまったく気にする素振りを見せられませんでした」(前出・皇室ジャーナリスト)
新しい場所で新しい職務にあたる本勇号は、愛子さまとの再会を心待ちにしているに違いない。そしてその姿は、新たなスタートを切られる愛子さまにとっても励みになるだろう。
※女性セブン2024年3月14日号