国内

愛子さま、高校時代に密かに開設していたインスタグラムの“プライベートアカウント” 写真が全削除された事情

SNSからさまざまな情報を得られているようだ(2024年5月、栃木県。撮影/JMPA)

SNSからさまざまな情報を得られているようだ(2024年5月、栃木県。撮影/JMPA)

 社会人になられ、愛子さまのお姿を見る機会は格段に増えた。人前に立たれる愛子さまの笑顔の奥には、22才の女性らしく喜びも楽しみも哀しみも苦しみもおありだろう。ひっそりと利用されているSNSの「個人アカウント」からは、愛子さまの素顔がうかがえる──。【前後編の前編。後編を読む

 川のせせらぎに、うっそうと茂る木々と苔むした岩──アイコンの画像からは、そのSNSアカウントが20代の女性のものとは到底思えない。だが、フォロー申請を許可された人だけが目の当たりにすることができるのは、“菊のカーテン”の向こう側の皇族のプライベート。そう、そのアカウントの持ち主は、天皇家の長女・愛子さまである。

 天皇皇后両陛下は6月22日、イギリス公式訪問のため羽田空港を出発された。両陛下がご不在の間、愛子さまは皇居におひとりで“お留守番”だ。

「両陛下のイギリス滞在中も、愛子さまは変わらず日本赤十字社でのお仕事に取り組まれています。ごく最近は、ご都合に合わせて出社とリモートを使い分けられているようです。社会人になってから約3か月が経過し、環境の変化にもだいぶ慣れていらっしゃったご様子です」(宮内庁関係者)

 両陛下がロンドンに到着されてから早速、宮内庁の公式インスタグラムは頻繁に更新されている。空港でのご出発・ご到着の様子や、訪問先でのお姿が投稿された。公式インスタは今年4月に開設され、現在フォロワー数は168万に達している。

 当初は両陛下の公務のシーンが中心だったが、6月には御料牧場でのご静養中のご一家の写真もアップされた。たけのこ掘りに挑戦される愛子さまや、雅子さまと愛子さまをカメラに収めようとされる陛下など、よりプライベート感のある写真も投稿されるようになってきた。

「写真のセレクトや動画の使い方などの評判がよく、アカウント開設は大成功と言っていいでしょう。特に愛子さまの写真へは『いいね』の数が多く、国民の敬愛の対象になられていることが伝わってきます。愛子さまは今後もさまざまなタイミングで、天皇家と国民の心をつなぐ役割を果たされていくのではないでしょうか」(皇室記者)

 その充実ぶりとは対照的に、天皇家とリアルに直結する「もう1つのSNSアカウント」は、ひっそりとしている。そのアカウントの持ち主は、愛子さまだ。

「愛子さまは、写真や動画投稿が中心のSNSサービス『インスタグラム』で、完全プライベートのアカウントをお持ちです。高校や大学のご友人の一部にしか教えられていない“秘中の秘”です」(学習院関係者)

 それが冒頭のアカウントだった。密かに開設されたのは、いまから6年以上前の2018年4月のこと。愛子さまが学習院女子高等科の2年生に進級された春だった。

「世間の高校生と同じように、愛子さまは修学旅行や卒業式といった学校のイベントごとでのスナップはもちろん、教室内でのご友人とのツーショットなどを投稿されていました」(前出・学習院関係者)

 以前からスマホをお持ちだった愛子さまが、同級生と同じようにSNSを始められたのは自然なことだった。ただし、投稿される写真には愛子さまのお立場特有の事情もあった。

「愛子さまは、ご自身の写真を投稿するときには絶対に、スタンプなどを使って顔を隠されていました。写っている人数が多い集合写真のときも同様です。仮に写真が拡散される事態が起きてしまっても、写っているのが愛子さまだとはわからないように注意深く工夫されていたのです。

 とはいえ、せっかくの笑顔を消さなければならないというのは、ご苦心もあったでしょうね。周囲も暗黙の了解で、愛子さまのお顔は必ず“加工”することを徹底していました」(前出・学習院関係者)

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
「よだれを垂らして普通の状態ではなかった」レーサム創業者“薬物漬け性パーティー”が露呈した「緊迫の瞬間」〈田中剛容疑者、奥本美穂容疑者、小西木菜容疑者が逮捕〉
NEWSポストセブン
1泊2日の日程で石川県七尾市と志賀町をご訪問(2025年5月19日、撮影/JMPA)
《1泊2日で石川県へ》愛子さま、被災地ご訪問はパンツルック 「ホワイト」と「ブラック」の使い分けで見せた2つの大人コーデ
NEWSポストセブン
男が立てこもっていたアパート
《船橋立てこもり》「長い髪に無精ヒゲの男が…」事件現場アパートに住む住人が語った“緊迫の瞬間”「すぐ家から出て!」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で「虫が大量発生」という新たなトラブルが勃発(写真/読者提供)
《万博で「虫」大量発生…正体は》「キャー!」関西万博に響いた若い女性の悲鳴、専門家が解説する「一度羽化したユスリカの早期駆除は現実的でない」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《美女をあてがうスカウトの“恐ろしい手練手管”》有名国立大学に通う小西木菜容疑者(21)が“薬物漬けパーティー”に堕ちるまで〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者と逮捕〉
NEWSポストセブン
江夏豊氏が認める歴代阪神の名投手は誰か
江夏豊氏が選出する「歴代阪神の名投手10人」 レジェンドから個性派まで…甲子園のヤジに潰されなかった“なにくそという気概”を持った男たち
週刊ポスト
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
悠仁さま、筑波大学で“バドミントンサークルに加入”情報、100人以上所属の大規模なサークルか 「皇室といえばテニス」のイメージが強いなか「異なる競技を自ら選ばれたそうです」と宮内庁担当記者
週刊ポスト
前田健太と早穂夫人(共同通信社)
《私は帰国することになりました》前田健太投手が米国残留を決断…別居中の元女子アナ妻がインスタで明かしていた「夫婦関係」
NEWSポストセブン
子役としても活躍する長男・崇徳くんとの2ショット(事務所提供)
《山田まりやが明かした別居の真相》「紙切れの契約に縛られず、もっと自由でいられるようになるべき」40代で決断した“円満別居”、始めた「シングルマザー支援事業」
NEWSポストセブン
新体操「フェアリージャパン」に何があったのか(時事通信フォト)
《代表選手によるボイコット騒動の真相》新体操「フェアリージャパン」強化本部長がパワハラ指導で厳重注意 男性トレーナーによるセクハラ疑惑も
週刊ポスト
1990年代にグラビアアイドルとしてデビューし、タレント・山田まりや(事務所提供)
《山田まりやが明かした夫との別居》「息子のために、パパとママがお互い前向きでいられるように…」模索し続ける「新しい家族の形」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
【国立大に通う“リケジョ”も逮捕】「薬物入りクリームを塗られ…」小西木菜容疑者(21)が告訴した“驚愕の性パーティー” 〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者に続き3人目逮捕〉
NEWSポストセブン