「『ドクターX』で時代を築いた米倉涼子(43才)もそうだが、キャラクター色が強く演技が一辺倒になりがち。最初は面白かったストーリーも、最近は勧善懲悪の繰り返しが多く、年輩者のウケがよくても本当のドラマ好きは見続けていない傾向も。ドラマ制作に携わるテレビマンの中での“視聴熱”トップは、実は低視聴率とこきおろされているNHK大河ドラマ『いだてん』です」(前出・ドラマ制作スタッフ)
とはいえ、テレ朝の勢いは止まらない。
「今クールは、日曜日以外は何かしらのドラマにジャニーズタレントが出演していて、ファンは録画に視聴に大忙し。亀梨和也(33才)が二階堂ふみ(24才)とW主演を務める『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系・木曜22時)と、山下智久(34才)主演の『インハンド』(TBS系・金曜22時)の『修二と彰』コンビの一騎打ちとみられていましたが、まさかの井ノ原快彦(42才)が『特捜9』でトップを軽やかに奪取。“テレ朝力”はあなどれませんね」(テレビ誌記者)
修二と彰の初回対決は、『インハンド』が11.3%、『ストロベリーナイト・サーガ』は7.8%と山下に軍配。
「『ストロベリーナイト~』は竹内結子(39才)が主演した2012年のドラマのリメークですが、主役の姫川は竹内以外に考えられないというファンが多い中、二階堂がその役を演じることになったのですからあまりにも酷。
フジは『GTO』や『花ざかりの君たちへ』など、安易に過去のドラマのリメークをするのですが、毎回コケています。今回も初回放送終了後、ネットのトレンドワードには『竹内結子』が浮上しましたが、このドラマには、竹内が2月に再婚したばかりの中林大樹(34才)が出演中なこともあって、内心は複雑でしょうね。
このドラマのいいところを挙げるとすると、私服警官の敬礼が15度のお辞儀であるなど細部がリアルなところです」(フジテレビ関係者)
※女性セブン2019年5月9・16日号