国内

組長に銃弾の贈り物 3つの山口組「血の9月抗争」始まるか

六代目山口組・司忍組長(時事通信フォト)

 Uターンを終えた軽自動車が再び、“寮”の前に戻り、バックで駐車スペースへ入っていった。先ほどのスクーターが戻ってきて、軽自動車の真横、約1メートルの距離に止まった。ライダーはすぐさま運転席めがけてオートマチックの拳銃を連射した。銃弾は軽自動車の窓やドアパネルを貫通し、運転していた弘道会二代目藤島組系の加賀谷保組員(51歳)の肩、足、腹部に命中した。

 その間、わずか2秒。殺害を狙った犯行といっていい。帰宅時間を過ぎていたこともあって、銃声を耳にした住民は多い。

「二階で窓閉めとったんやけど3回くらいパパパンってすごい音が聞こえたわ。このへんはゴンタ(不良)もいないし、子供が爆竹鳴らすようなこともないから、いったいなんやろうって不思議だったけど、すぐにパトカーが来たから分かった。“寮”の前には24時間パトカーが停まっていたけど、最近いなくなったねとみんなで話していたところだった」

 現場検証では多数の薬莢が見つかり、路上にはガラスの破片が残っていた。目撃者によると実行犯は大阪方面に逃げたというが、詳しい足取りは分かっていない。

 26日、現場から600メートルほど離れたマンション駐車場で、犯人が乗っていたスクーターに似た車両が押収された。犯行に使われたものというアナウンスはされていない。銃撃を受けた組員はすぐに病院に運ばれ、一時、危篤状態と伝えられたが、一命は取り留めた。

◆翌日が誕生日だった

 詳細な描写が出来るのは施設内にあった防犯カメラ映像が流出したからである。

「警察官がカメラを構え、防犯カメラのモニターにカメラを向けた。その様子を誰かが後ろから撮っている動画です。会話も全部聞こえ、情報の多い動画だった。NHKをはじめテレビ局は、防犯カメラの映像だけをトリミングして使った」(地元紙記者)

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