ただし、そこには高いハードルがある。そもそも雅子さまは、かなり早い段階で、小室さんのことを不安視されていたという。
「秋篠宮家から立ち入ったことを直接お伝えになるといったことはなかったようですが、雅子さまは、いち早く眞子さんの結婚がはらむ不穏さを感じられたようでした。外務省のキャリア官僚として働かれた社会経験から、何かを察知されたのかもしれません」(前出・宮内庁関係者)
また、陛下も2020年2月の誕生日会見でふたりの結婚について問われた際に、《眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております》と苦言を呈されたことがある。
しかし、眞子さんは頑なで、ついに《多くの人が納得し喜んでくれる状況》は訪れないまま結婚に至った。結婚一時金を辞退し、女性皇族の結婚に際する儀式はすべて行われないという異例の結婚だった。
結婚に際する儀式のなかで、唯一、両陛下がかかわられるのが「朝見の儀」だ。本来ならば、眞子さんは両陛下に直接それまでの感謝とお別れの挨拶を伝え、陛下からおことばをいただくはずだった。しかし、その儀式も行われず。陛下は2022年の誕生日会見で、「私の判断で執り行わないこととなりました」と明かされた。
「陛下が自ら判断されたということは、ふたりの結婚は皇室として認めることができないということなのでしょう。お相手の小室さんが両陛下にお会いする機会は、一生ないでしょうね。そのような経緯があるにもかかわらず、小室さん夫婦が池田さん夫婦に近づこうとしているのならば、それは“禁断”の関係といえるのではないでしょうか」(前出・皇室関係者)
前出の宮内庁関係者は、池田さん夫婦の関与をきっぱりと否定する。
「池田さんも礼子さんも、小室さん夫婦に協力するはずがないですよ。眞子さんは、後足で砂をかけるような形で皇室を出ていったんです。かかわったら、雅子さまにどのようなご迷惑がかかるか……」
ふたりの行く末やいかに。
※女性セブン2023年1月1日号