芸能

山岸舞彩後任問題ほか、この秋の各局女子アナ人事業界裏話

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、山岸舞彩後任問題ほか、この秋の女子アナ“人事異動”裏話をリーク。

 * * *
 皆藤愛子ではないか。いや西尾由佳理だ。小林麻央復帰か…などと一部夕刊紙が予想していた『NEWS ZERO』(日本テレビ系)山岸舞彩の後釜は、局アナの久野静香アナに。その久野アナが務めてきた金曜日には、同期の杉野真実アナが入ることが発表された。

 つまり、セント・フォースを切って、自局の女子アナで固めたワケ。山岸舞彩の寿降板は、セント・フォースにとって大きな損害を与えたことになる。

 皆藤愛子と西尾由佳理は共に『めざましテレビ』(フジテレビ系)と『ズームイン!!SUPER』(日本テレビ系)で“朝の顔”として定着していた。だがそんな西尾は、フリーになってからの仕事が全くといっていいほどうまくいっていない。

 なかでも、日本テレビ退社後、最初にやった大仕事、『アゲるテレビ』(フジテレビ系)が2クールで終わったことはテレビ界にも本人にも衝撃だったのではないか。

『ズーム~』の頃からクールビューティとして知られていた西尾。そのクールさと、付き合いの悪さについては、相方の羽鳥慎一アナ(当時)が度々ボヤいていて、その“評判”は視聴者にも伝わってしまっていたハズだ。

 なのにフジテレビは、どういうワケか彼女を抜擢。午後帯のメインに迎えてしまった。

 忘れもしない。『アゲるテレビ』スタート直前、「西尾、主婦の好感度、低いですよ」と言った私に、「え? 高いでしょ?」と“まさか”という表情をしたフジテレビの某編成マン。結果は惨憺たるものであり、しかも、ここでも付き合いが悪かったらしい西尾は、まさかの2クールで番組を終了させた。

 もちろん、番組終了は彼女一人のせいではない。しかし、どういうワケか、フジテレビは、午後帯に、西尾しかり、住吉美紀しかり、安藤優子しかり…、在宅主婦には好かれないキャラの女性をもってきてしまうのだ。

 その西尾は、『アゲるテレビ』終了後、フジテレビが業界用語でいうところの“フォロー”として用意した『世界HOTジャーナル』のメインに就いた。

 途中、半年の産休を経験し、復帰したのだが、同番組はこの9月で終了することが決まっている。

 そして、元朝日放送の赤江珠緒の『モーニングバード』(テレビ朝日系)の後任は、同局の宇賀なつみアナになることが既に発表されている。

 元NHKの膳場貴子は産休で、ついに『NEWS23 』を卒業する。膳場は現在TBSテレビ専属だが、出産後、戻ってくるのかどうかは不明である。

関連記事

トピックス

ビエンチャン中高一貫校を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月19日、撮影/横田紋子)
《生徒たちと笑顔で交流》愛子さま、エレガントなセパレート風のワンピでラオスの学校を訪問 レース生地と爽やかなライトブルーで親しみやすい印象に
NEWSポストセブン
鳥取の美少女として注目され、高校時代にグラビアデビューを果たした白濱美兎
【名づけ親は地元新聞社】「全鳥取県民の妹」と呼ばれるグラドル白濱美兎 あふれ出る地元愛と東京で気づいた「県民性の違い」
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン
『ルポ失踪 逃げた人間はどのような人生を送っているのか?』(星海社新書)を9月に上梓したルポライターの松本祐貴氏
『ルポ失踪』著者が明かす「失踪」に魅力を感じた理由 取材を通じて「人生をやり直そうとするエネルギーのすごさに驚かされた」と語る 辛い時は「逃げることも選択肢」と説く
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
10月に公然わいせつ罪で逮捕された草間リチャード敬太被告
《グループ脱退を発表》「Aぇ! group」草間リチャード敬太、逮捕直前に見せていた「マスク姿での奇行」 公然わいせつで略式起訴【マスク姿で周囲を徘徊】
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《巨人の魅力はなんですか?》争奪戦の前田健太にファンが直球質問、ザワつくイベント会場で明かしていた本音「給料面とか、食堂の食べ物がいいとか…」
NEWSポストセブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《梨園に誕生する元アイドルの嫁姑》三田寛子と能條愛未の関係はうまくいくか? 乃木坂46時代の経験も強み、義母に素直に甘えられるかがカギに
NEWSポストセブン
大谷翔平選手、妻・真美子さんの“デコピンコーデ”が話題に(Xより)
《大谷選手の隣で“控えめ”スマイル》真美子さん、MVP受賞の場で披露の“デコピン色ワンピ”は入手困難品…ブランドが回答「ブティックにも一般のお客様から問い合わせを頂いています」
NEWSポストセブン