同期で旅行中も同じベッドで寝るという仲良しの加藤アナと椿原アナは、フジテレビを代表する美人アナでもある。だが、2期下の山崎アナは、メガネ女子だった小中学生時代の写真があまりにもブサイクだと、たびたび番組で話題にされる。ハリセンボン近藤春菜の成人式の晴れ着姿の写真ほどではないが、山崎アナのブサイク写真も、かなりの頻度で紹介され、キッチリ笑いをとる代物だ。
山崎アナは、美人アナではない自分の役割をよ〜くわかっている。まずは加藤アナの言動に対し、「ホント、寂しがり屋ですよね」「キュンとしました~。これ、男の人が言われたら一発じゃないですかぁ」と先制。
さらに、「加藤さんって、笑いのハードル、低くないですか?」と、取りようによってはダメ出しもするのである。
カトパンの笑いのハードルの低さについては、以前から私もひじょうに気になっていた。特に『めざましテレビ』の三宅正治アナと軽部真一アナら“おじさんアナ”の大して面白くもないギャグやリアクションに対し、カトパンは大爆笑するのである。
一方、山崎アナ自身はどうかというと、さまぁ~ずの大竹一樹と結婚し、バラエティー番組やお笑い番組を仕切ることにかけては近年のフジの女子アナで№1の中村仁美アナと「魂、削りながら喋ってる」というのである。
「仁さん(中村アナ)の爆発力はスゴイんです。テンポ、めっちゃ早くて」と中村仁美アナの“お笑い力”を絶賛し、加藤・椿原両アナに説明する山崎アナ。これもある意味、自分は“中村派”であることを明言しているようなものだ。ホントに勇気がある。
さらに、就活中、他の企業にも通用するようなリクルートスーツだったという椿原アナと、母にアナウンス試験で通用するようなフンワリしたスーツをねだったという加藤アナに対し、「大学入学時に買った超だっさいスーツ」で「シャツ1枚で5日間」乗り切ったと、身を削り続ける山崎アナ。
当時は「10月なのにメチャクチャ暑かったんです」と、汗臭かったかもしれないことや、下着も足りずに、「手洗いしてお風呂場に干していた」ということも自ら暴露。こんな話、男性週刊誌や夕刊紙もノーサンキューだろう(苦笑)。
また、仲良しの加藤アナと椿原アナをモメさせようともする。二人のどちらが先に結婚するかという下りでは、「(どちらかの結婚が先に決まって)嫉妬とかなったら、どうします?」と爆弾を投下。
また、バナナマンの設楽が「加藤さんの夢、見たって言ってましたよ。首筋にチューしたって」と、加藤アナがそれこそ首筋まで赤くなって照れ笑いするような場面も導き出した。