10月29日には、TBSのエース格・吉田明世アナ(29)が、『サンデー・ジャポン』の生放送中にろれつが回らなくなり、途中退席するというアクシデントが発生した。貧血による体調不良が原因だった。平日は朝の情報番組『ビビット』でMCを務め、日曜は『サンジャポ』の生放送、他にもバラエティやラジオの収録を多数抱える激務ぶりが原因との指摘は少なくない。
過去にはフジテレビ時代にカトパン(加藤綾子・32)が過労で倒れたこともあった。日テレの社員がいう。
「同じことはウチでも起こりうる。一番の心配はミトちゃんこと水ト麻美アナ(30)の過重労働です。
あまりの“ミトちゃん頼み”に、1年ほど前に上層部が“仕事をセーブさせろ”と指令を出したが、今年の『24時間テレビ』もフル稼働し、『スッキリ』のMCになるなどすっかりなし崩し状態。あまり目立たないが、杉野真実アナ(27)も“何でもこなせる”と報道を中心にフル回転で、パンクしてしまわないか心配です」
一方、「人員的には十分なはずなのに、なぜか仕事が一部に偏ってしまう」と話すのはフジテレビ社員だ。
「一時は40人以上も在籍していたウチのアナウンス部は、最近積極的に“リストラ”を進めている。昨年、細貝沙羅アナ(31)は人事部に異動になったし、7月に中村仁美アナ(38)がフリーに転じたのも、営業部門への異動がきっかけだった。
それほどアナウンサーの人数は多いのですが、なぜか出演は椿原慶子アナ(32)、ショーパン(生野陽子アナ・33)、山崎夕貴アナ(30)ばかりに集中している。宮澤智アナ(27)や永島優美アナ(25)など次世代の女子アナもいるが、上層部は安定感のあるベテランを使いたがる。使わなければ若手だって育たないのに……」
※週刊ポスト2017年12月1日号