スポーツ

プロ野球OBが選んだ歴代No.1投手「分かっとる。ワッハハハ」

並んでポーズをとる王貞治と長嶋茂雄(1970年。写真/共同通信社)

 プロ野球OBによる「史上最高の選手は誰か」という投票結果をまとめた『プロ野球史上最高の選手は誰だ?』(宝島新書)が話題だ。105人のOBが投手と野手の各5人を選出、1位の選手には5点、2位4点、3位3点、4位2点、5位1点を付与し、その合計ポイントによってランキングが作られている。

 結果を見ると、投手の1位はやはり金田正一氏(現役/1950~1969年、所属/国鉄ほか)。「トルネード投法」でメジャーに旋風を巻き起こした野茂英雄氏(1990~2008年、ドジャースほか)には比較的若い世代のOBからの票が集まり2位となった。

 3位にオールスター9連続奪三振などの伝説を残した江夏豊氏(1967~1984年、阪神ほか)が入り、そこに江川卓氏(1979~1987年、巨人ほか)、稲尾和久氏(1956~1969年、西鉄)が続いた。現役メジャーリーガーではダルビッシュ有(2005年~、現カブス)が6位、田中将大(2007年~、現ヤンキース)が9位で、大谷翔平(2013年~、現エンゼルス)は10位タイという結果となった。

 野手では1位が王貞治氏(1959~1980年、巨人)、2位がイチロー氏(1992~2019年、マリナーズほか)で、3位に“ミスター・ジャイアンツ”の長嶋茂雄氏(1958~1974年、巨人)がランクイン。4位に落合博満氏(1979~1998年、中日ほか)、5位に松井秀喜氏(1993~2012年、ヤンキースほか)と続く。ちなみにメジャーでも二刀流を貫き、右肘の手術明けとなった今季は打者としてエンゼルスの主軸を張る大谷は、野手でも12位タイに入り、投打両部門で上位に名前が挙がる唯一の選手だった。

関連記事

トピックス

球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン