イギリス訪問時、チャールズ国王と歓談中に生き生きとした表情を見せられた雅子さま(2024年、イギリス。撮影/JMPA)

イギリス訪問時、チャールズ国王と歓談中に生き生きとした表情を見せられた雅子さま(2024年、イギリス。撮影/JMPA)

精神安定剤であり、ご体調のバロメーター 

 皇太子妃時代の雪辱を果たすというだけでなく、歴史的にも大きな意味を持つ今回のご訪問には、雅子さまが厚い信頼を寄せるとある人物が随行するという。 

「主治医の大野裕医師です。大野氏は、雅子さまに『適応障害』の診断を下した人物で、20年以上にわたり雅子さまの病状に寄り添ってきました。雅子さまにとっては、まさに“精神安定剤”ともいえる存在で、随行しているだけで体調への不安も薄らぐほどだといいます。関係者の間では、大野氏が随行するかどうかが、ご体調のバロメーターともいわれるほど」(前出・別の宮内庁関係者) 

 実際、6月上旬の沖縄ご訪問では体調が優れない様子が目撃され、一部の関係者からは“モンゴルでの予定を調整すべきなのでは”という声も飛んだ。 

「それでも雅子さまは、6月中旬には広島へのご訪問を無事に終えられました。ご体調は一進一退の状態ではありますが、その不安をはねのけて慰霊の旅に臨まれるのは、雅子さまが戦後80年の節目を何よりも重視されているからでしょう。 

 飛行機での長距離移動に加え、モンゴル国内は舗装されていない悪路も多く、お体への負担はいつも以上に大きいことが予想されます。大野氏の随行は、ご訪問を何としても成功させたいという雅子さまのご覚悟の表れではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト) 

 18年前の夏、叶わなかった陛下とのご訪問。信頼する人物を携えた雅子さまは、皇后として初めて、モンゴルの大地を踏む。 

女性セブン2025717日号 

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