芸能

さんま郷千春まりやが今年還暦 爆笑太田江頭明菜は今年50歳

 ふとした拍子に有名人・タレントの年齢を知ると感慨深いものがある。今年、人生の区切りの年齢を迎える方たちを、大人力コラムニスト・石原壮一郎氏が紹介する。

 * * *
 大人ならご承知のように、年齢はその人物を知る上で重要な要素です。薄っぺらく欧米にかぶれた人の中には、「すぐに年齢を気にするのが日本人の悪い癖だ」なんて言い出す人もいます。もちろん、いきなり年齢を尋ねたり、意味もなく年上風を吹かせたりするのは感心しません。若さに嫉妬したり自分の年齢を嘆いたりするのも慎みたいものです。

 そういうことではなく、この人はどんな時代に生まれたのか、自分と何歳違うのか、誰と同世代なのか……。そんな情報から人生の背景を想像するなどして、いろんな感慨に浸るのが大人の感受性であり大人の愉しみです。というわけで、年の初めだし、「あの人は今年で何歳か」をチェックしてみましょう。

 2015年に60歳の還暦を迎える人たちを並べてみます(本来は数え年で祝いますが、ここでは一般的な満年齢で探しました)。伊藤蘭、所ジョージ、竹内まりや、江川卓、具志堅用高、明石家さんま、郷ひろみ、松山千春、福島瑞穂……。「えっ、あの人ってもう還暦!」と驚いたり、身近な60歳の人と比べてシミジミした気持ちになったりしてください。

 50歳を迎えるのは、どういう人たちか。爆笑問題の田中裕二と太田光、南原清隆、奥田民生、江頭2:50、中森明菜、岡本夏生、古田新太、本木雅弘……。50歳といえば、いわゆる男盛り。ちなみに2014年にお亡くなりになった高倉健さんは、50歳前後の時にどんな役をしていたのか。健さんは1931年生まれ。「駅STATION」の公開が1981年、82年公開の「海峡」や83年公開の「南極物語」も、50歳ぐらいのときの撮影だったはずです。「俺も、もう50か……」なんてしょぼくれている場合じゃありません。

 続いて、40歳も見てみましょう。松井稼頭央、上原浩治、高橋由伸、山田花子、神田うの、内田有紀……。みなさん、ますます意気軒昂です。健さんに続いて鬼籍に入ってしまった菅原文太さんは1943年生まれ。「仁義なき戦い」シリーズの公開は40歳になった1973年から1974年で、1975年から「トラック野郎」シリーズがスタートしました。

 逆に、たくさんの年輪を重ねてらっしゃる方々で、2015年に長寿のお祝いの年齢を迎えるのはどなたか(ここも満年齢で探しました)。古希組(70歳)は、おすぎ、吉永小百合、長塚京三、セルジオ越後、タモリ、櫻井よしこ……。喜寿組(77歳)は、富士真奈美、梅宮辰夫、小林旭……。傘寿組(80歳)は、美輪明宏、野村克也、朝丘雪路、八名信夫……。みなさま、いつまでもお元気で活躍していただきたいものです。

 ここにあげたのは、あくまで区切りがいい年齢の方々です。お正月気分が残っているうちに、憧れの俳優やタレントの年齢を確認したり、ネットで「有名人 ○○年生まれ」で検索して「自分と同い年の有名人」を探してみたりしましょう。対抗意識を燃やすもよし、励みにするもよし。今の自分のニーズに合わせて、大人の活用法を見つけてください。

関連記事

トピックス

防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
《浜松・ガールズバー店員2人刺殺》「『お父さん、すみません』と泣いて土下座して…」被害者・竹内朋香さんの夫が振り返る“両手ナイフ男”の凶行からの壮絶な半年間
NEWSポストセブン
リモートワークや打合せに使われることもあるカラオケボックス(写真提供/イメージマート)
《警視庁記者クラブの記者がカラオケボックスで乱痴気騒ぎ》個室内で「行為」に及ぶ人たちの実態 従業員の嘆き「珍しくない話」「注意に行くことになってるけど、仕事とはいえ嫌。逆ギレされることもある」 
NEWSポストセブン
「最長片道切符の旅」を達成した伊藤桃さん
「西国分寺から立川…2駅の移動に7時間半」11000kmを“一筆書き”した鉄旅タレント・伊藤桃が語る「過酷すぎるルート」と「撮り鉄」への本音
NEWSポストセブン
ドジャース・山本由伸投手(TikTokより)
《好みのタイプは年上モデル》ドジャース・山本由伸の多忙なオフに…Nikiとの関係は終了も現在も続く“友人関係”
NEWSポストセブン
齋藤元彦・兵庫県知事と、名誉毀損罪で起訴された「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志被告「相次ぐ刑事告訴」でもまだまだ“信奉者”がいるのはなぜ…? 「この世の闇を照らしてくれる」との声も
NEWSポストセブン
ライブ配信アプリ「ふわっち」のライバー・“最上あい”こと佐藤愛里さん(Xより)、高野健一容疑者の卒アル写真
《高田馬場・女性ライバー刺殺》「僕も殺されるんじゃないかと…」最上あいさんの元婚約者が死を乗り越え“山手線1周配信”…推し活で横行する「闇投げ銭」に警鐘
NEWSポストセブン
伊勢ヶ濱親方と白鵬氏
旧宮城野部屋力士の一斉改名で角界に波紋 白鵬氏の「鵬」が弟子たちの四股名から消え、「部屋再興がなくなった」「再興できても炎鵬がゼロからのスタートか」の声
NEWSポストセブン
環境活動家のグレタ・トゥンベリさん(22)
《不敵な笑みでテロ組織のデモに参加》“環境少女グレタ・トゥンベリさん”の過激化が止まらずイギリスで逮捕「イスラエルに拿捕され、ギリシャに強制送還されたことも」
NEWSポストセブン
親子4人死亡の3日後、”5人目の遺体”が別のマンションで発見された
《中堅ゼネコン勤務の“27歳交際相手”は牛刀で刺殺》「赤い軽自動車で出かけていた」親子4人死亡事件の母親がみせていた“不可解な行動” 「長男と口元がそっくりの美人なお母さん」
NEWSポストセブン
荒川静香さん以来、約20年ぶりの金メダルを目指す坂本花織選手(写真/AFLO)
《2026年大予測》ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート 坂本花織選手、“りくりゅう”ペアなど日本の「メダル連発」に期待 浅田真央の動向にも注目
女性セブン
トランプ大統領もエスプタイン元被告との過去に親交があった1人(民主党より)
《電マ、ナースセットなど用途不明のグッズの数々》数千枚の写真が公開…10代女性らが被害に遭った“悪魔の館”で発見された数々の物品【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン