「今から2年前、佳子さまが成人を迎えられたころ、日本中が“佳子さまフィーバー”に沸きました。ですが、学生である佳子さまはその後、学業が中心で頻繁に公務に出てこられるわけでもなく、フィーバーは少しずつ沈静化。
変わって昨秋、長期欠席や“激やせ”が報じられ愛子さまへの注目が集まりました。心配の声が尽きない中で、愛子さまはこの4月に学習院女子高等科へ進学され、皇太子ご夫妻の公務に同行もされ、国民の目に触れる機会も大きく増えました。
ところが今度は、眞子さまの婚約が一気に話題をさらうことになった。『究極のイメージ産業』ともいわれる皇室において、秋篠宮家の子女、皇太子家の子女、秋篠宮家の子女と国民の興味の対象が交互に移り変わっているわけです。娘を持つ母として、雅子さまにとっても、複雑な心境なのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)
5月18日、宮内庁は5月25日の「全国赤十字大会」に雅子さまが臨席されると発表した。日本赤十字の名誉総裁は美智子さまが務められ、毎年の同大会には各妃がお出ましになっている。
「2004年から長期療養に入られた雅子さまは、前年の2003年を最後に欠席が続いていました。一方の紀子さまは、ご懐妊中だったときを除いてほぼ毎年足を運ばれています。驚いたのは、最近は“当日のご様子をみて”のお出ましが続いていた雅子さまが、臨席される前提で発表されたこと。14年ぶりとなれば、雅子さまへスポットライトが当たるのは確実でしょうね」(前出・皇室記者)
眞子さまの婚約報道が投げかけた波紋は、皇室内外へと広がっている。
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2017年6月8日号