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2017.06.26 16:00  週刊ポスト

長嶋巨人、堀内巨人、由伸巨人、史上最弱のジャイアンツは?

●攻撃力では由伸巨人が長嶋巨人より下

 チーム打率が最も低いのは、2割3分6厘の1975年長嶋巨人。スタメンには柴田勲、土井正三、淡口憲治、王貞治ら錚々たる面々が並ぶが、『巨人V9 50年目の真実』(小学館)の著者・鵜飼克郎氏はこう語る。

「1975年は王が故障で出遅れ、柴田勲、土井正三らV9戦士もすでに全盛時の力はなく、打撃力ダウンは歴然でした」

「コンコルド打法」で知られ、1975年最弱期の主力だった淡口憲治氏が振り返る。

「V9時代はONがいるのが当たり前だったが、その年は長嶋さんが抜け、序盤は王(貞治)さんも不在で打順が定着しなかった。僕も1度だけ4番を任されたことがあるほど駒不足だったんです(苦笑)。特に誤算だったのはジョンソン。バリバリのメジャーリーガーとして鳴り物入りで入団したのに、スライダーが苦手で三振ばかり。“ジョン損”なんて呼ばれていた」

 1975年長嶋時代、主なスタメンの打率を見ると、柴田が.262で本塁打10本、土井が.264で7本、淡口は.293に12本、王でも.285と33本、ジョンソンは.197で13本しか打たなかった。

 2005年はすでに松井秀喜がメジャーに移籍した後だったが、ローズ、小久保裕紀、高橋由伸が中軸を担い、下位に清原和博や阿部慎之助が座る超豪華打線。本塁打数にしてもローズが27本、小久保が34本、阿部が26本であり、チーム打率も2割6分とまずまずだったが、主力の故障が相次いだうえに、打線には“内側”からヒビが入っていた。

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