それは、長年、“チーム力”を誇ってきた『~zero』の“お家芸”であり、メインが村尾氏から有働さんに代わっても、視聴者がもっとも見やすい“カタチ”ではないだろうか。
岩本乃蒼アナや市来玲奈アナは、ずっと有働サンの傍らに置いておくべきでは?と思う。 そしてイケメンの山本紘之アナと有働さんは、もっと絡んだほうがいい。
ゲストには、同じ事務所のマツコ・デラックスが難しかったら、ミッツ・マングローブやブルボンヌ、ナジャ・グランディーバら、モノ言うドラァグクイーンらをまずは提案したい。有働さんが自分の味を出しやすい相手だと思うので…。いや、マツコさんがOKなら、月イチとかでいかがだろう。
女性なら、先日、『ボクらの時代』(フジテレビ系)でも共演し、以前、“奇跡のアラフィフ”としてNEWSポストセブンが報じた、石田ゆり子。さらには、滝川クリステル、陣内貴美子、亜希(清原亜希改め)らを招いた“女子会風ホンネトーク”でも有働さんは活きると思う。
とにかく、有働由美子キャスターの真の実力とキャラクターが、まだまだ出せていないように見受けた2週間であり、見ていてややストレスがたまった2週間でもあった。もともと、そんなに太っていないのにダイエットしすぎたのもいかがなものだろうか。
私を含め、視聴者の多くはやっぱり『あさイチ』の有働由美子が『news zero』でも見たいのだ。それはキャリアを逆行させることにも、彼女が挑戦していないことにもならないと思う。朝ドラの受けで号泣してみたり、わき汗へのクレームに真正面から向き合ったり、どんなゲストが来ても媚びることなく、視聴者と同じ目線で対峙する……。それが彼女の最大の魅力なのだから。