モデル出身の高身長女優は少なくないが、なかでも頭一つ大きい松下。朝ドラ『ゲゲゲの女房』での夫役に向井理が選ばれたのも、今となっては“身長”が理由ではなかったか。
 
 果たして「忠彦さん」(要)は、例の絵画モデルらの存在に妻や娘をザワつかせるだけでなく、義母・鈴(松坂)にビシッと意見をすることもあれば、娘たちの恋愛や結婚話に大きく動揺したり、その娘たちから褒められてデレデレしたりする、なんともチャーミングなキャラクターを確立していく。

“発明家”である萬平にとっても、収入が安定せずも好きな仕事を続けている義兄の存在はより所に違いない。
 
 要潤は、2001年、『仮面ライダーアギト』(テレビ朝日系)に賀集利樹や、あの友井雄亮と共にメインキャストを務め、翌年、昼ドラ『新・愛の嵐』(東海テレビ・フジテレビ系)でヒロイン・藤谷美紀の相手役を演じ、人気を不動のものに。以来、イケメン俳優として数々のドラマや映画に出演してきた。
 
 そんな要も冒頭に記したとおり、間もなく38才。6年前には一般女性と結婚し、一児のパパにもなっている。

 実生活でパパだとはいえ、イケメンで売り出した俳優が、父親役にうまくスライドできるわけではない。「アラフォーになっても、母親役がやれる人と、そうではない人がいる。私は後者」と、アイドル出身で童顔の女優から悩みを打ち明けられたことが私にはある。結果、時代劇や2時間ドラマへの出演にシフトしたものの、これらは、いまではなかなか新作が誕生しないジャンル。仕事は激減したままだ。

◇イケメン俳優を“卒業”するための鍵とは?

 同じく、イケメンと呼ばれた俳優たちも、ルックスだけでは勝負できなくなる年齢に差し掛かかったとき、どうイメチェンできるかが、その後の活躍の大きな鍵になる。

 イケメン俳優の場合、その“鍵”となるのは「三枚目もやれる」ということだろう。

 あの竹野内豊が、天海祐希主演の『BOSS』(フジテレビ系)で、少々コミカルな役を演じたときには、衝撃と共に、彼の明るい未来が開けたように感じたものだ。『素敵な選TAXI』(同)や昨年大ヒットした『義母と娘のブルース』(TBS系)など、四十路になってから新たな代表作ができたのは元祖イケメン俳優ともいえる竹野内にとっては大きかっただろう。『ダイワハウス』のCMでの本心をごまかす夫役もまた微笑ましい。

 そして竹野内同様“時代のイケメン”として人気を博した唐沢寿明は、アラサーになった頃、出演するCMの大半が、コミカルに踊るものばかりだったときがある。さらに、竹野内よりは出演が多かったトークバラエティーで「おもしろい人」「笑いがわかる人」と評価されたことも活躍の場を広げることとなった。

 最近では、彼らの大先輩・草刈正雄が、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)イモトアヤコと度々共演したことで再ブレイク。『ドクターX~外科医・大門未知子~』第5シリーズ(テレビ朝日系)出演によって、幅広い世代の視聴者層にアピールした。

◇「笑いのわかるイケメン俳優」のイメージ

関連記事

トピックス

サンシャインシティ文化会館を訪問された佳子さま(2026年1月30日、撮影/JMPA)
《メイク研究が垣間見える》佳子さま、“しっかりめ”の眉が印象的 自然なグラデーションを出す描き方、ナチュラルなアイシャドウやリップでバランスも
NEWSポストセブン
ハナ被告の相次ぐ麻薬関連の容疑は大いに世間を騒がせた(Instagramより。現在は削除済み)
《性接待&ドラッグ密売の“第2の拠点”をカンボジアで計画か》韓国“財閥一族のミルク姫”が逮捕、芸能界の大スキャンダル「バーニング・サン事件」との関連も指摘
NEWSポストセブン
選挙を存分に楽しむ方法とは(写真/イメージマート)
《盛り上がる選挙戦》大人力を発信するコラムニストが解説する「“危険な落とし穴”を避けつつ選挙を楽しむ方法」とは?「政見放送に勝手にツッコミ」「みっともない人を反面教師にする」
NEWSポストセブン
アワードディナーに初めて出席した真美子さん(提供:soya0801_mlb)
《鎖骨見せワンショルで“別人級”》大谷翔平の妻・真美子さん、晩餐会ファッションで見せたジャパン推しの“バランス感覚”【専門家が解説】
NEWSポストセブン
新しい本屋ができたと喜んだが……(写真提供/イメージマート)
コンビニすらなかった郊外や地方に新規開店するポツンと書店、ビデオ試写室が併設されるケースも 子供から「何が見られるの?」と聞かれ親は困惑
NEWSポストセブン
インフルエンサーのニコレッテ(20)
《南米で女性398人が誘拐・行方不明》「男たちが無理やり引きずり出し…」メキシコで人気インフルエンサー(20)が生きた状態で発見される【生々しい拉致映像が拡散】
NEWSポストセブン
公用車事故で乗客が亡くなったタクシーの運転手が取材に応じた(共同通信/hirofumiさん提供)
「公用車の運転手は血まみれ」「お客様!と叫んでも返事がなく…」9人死傷の公用車事故、生き残ったタクシー運転手が語った“恐怖の瞬間”「官僚2人がストレッチャーで運ばれていった」
NEWSポストセブン
およそ4億円を強奪した”黒ずくめ”の3人組はいったい何者なのか──(時事通信)
《上野・4億円強奪事件》「『キャー!!』と女性の悲鳴も」口元を隠した“黒ずくめ3人衆”が道路を逆走し暴走、緊迫の一部始終と事件前から目撃されていた「不審な車両」
NEWSポストセブン
女優・唐田えりか(Imaginechina/時事通信フォト)
唐田えりか(28)が「撮影中に感情移入して泣き出してしまった」背景とは…訴訟映画『恋愛裁判』の撮影現場で見せた“並々ならぬ思い
NEWSポストセブン
市川中車(右)と長男の市川團子
《大河ドラマに大抜擢》香川照之が導いた長男・市川團子と小栗旬の共演 作中では“織田信長と森蘭丸”として主従関係を演じる
週刊ポスト
SixTONES
《デビュー6周年》SixTONES&Snow Manの魅力を山田美保子さんが分析「メンバーそれぞれに“強み”がある」「随所で大きな花を咲かせたのはジュニア時代からの努力の賜物」
女性セブン
送検のため警視庁本部を出る佐藤伸一容疑者(右:共同)
《“色白すべすべボディ”の“ちっちゃい峰不二子”に…》「金もってこい!!」カリスマ東大教授が高額おねだりで収賄疑い…夢中になった”バニーガール風俗”の実態
NEWSポストセブン