芸能

渡辺謙、自身発案の還暦パーティーで“恋人”を娘・杏に紹介

還暦パーティーでパートナーを紹介した渡辺謙。会場でA子さんを紹介することを杏に事前に相談していたという(時事通信フォト)

「還暦の実感が全然ない。精神年齢は40才そこそこ」。そう言って会場を沸かすと、マイクを握りしめ歌い始めた──。

 11月14日、東京・南青山の「ブルーノート東京」で、渡辺謙(60才)の還暦パーティーが開催された。発案者は渡辺本人で、お世話になった人たちをもてなすディナーショー形式。堺正章(73才)や佐藤浩市(58才)、高橋克典(54才)など芸能人も多数駆けつけ、約200人が参加した。その中に、意外な2人の女性の姿もあった。1人目は、娘の杏(33才)だ。

「3人のお子さんを連れて来ていました。ショーの最中に、双子のお子さんが“じいじ、がんばってー”と声をかけると、渡辺さんは目尻を下げてその声に応えていました。そんな様子を見て、父娘関係は“良好”なんだと、安心しました」(出席者)

 そしてもう1人は、会の中盤に意外な形で明らかになる。渡辺が、ステージ上から各テーブルの出席者を紹介した時のことだ。

「現在の自宅がある軽井沢(長野)の友人たちが座るテーブルを紹介する時に、“あちらにいるのが、現在のパートナーのA子さんです”と、名前を呼んだのです。彼女は2017年3月に不倫相手として報じられた女性。そのA子さんを娘も孫もいる前で堂々と紹介するとは…会場は驚きと祝福に包まれました」(前出・出席者)

 決して良好とはいえない関係性だった娘の出席を取り付け、その前で“恋人”をお披露目する。渡辺に何があったのか。

 渡辺と娘の杏は、時計の長針と短針のように、近づいたり離れたりを繰り返してきた。

 杏は渡辺の初婚相手との間に生まれた長女だ。1983年9月に一般女性と結婚した渡辺は、長男・大(35才)と杏の2人の子供に恵まれた。幸せなはずだった家庭の崩壊があらわになったのは2001年12月、税金滞納により、約2億円の豪邸が差し押さえられたことがきっかけだった。

 翌年7月には渡辺が離婚を求めて提訴。直後に渡辺の女性問題も発覚し、離婚裁判は泥仕合の様相を呈していく。

「母親側についた杏さんは、家庭の事情を考えて高校を中退。単身でパリに渡り、モデルの勉強をしたりオーディションを受けたりと自身で道を切り開き、芸能活動で家計を支えました。2005年3月に離婚が成立すると、渡辺さんはわずか9か月後に南果歩さん(55才)とスピード再婚。杏さんはその過程で父の言動に不信感を抱いたこともあり、渡辺姓を外し、“杏”として活動し始めたのです」(芸能関係者)

◆今後“前進”はあるのか

 父娘の関係に変化が訪れたきっかけは2015年、杏と東出昌大(31才)の結婚だった。

「渡辺さんと東出さんの共演などもあり、少しずつ父娘関係が戻ってきたのです」(前出・芸能関係者)

 だが渡辺は再び騒動を起こす。2017年3月に『週刊文春』が報じた渡辺の不倫は、回復しつつあった父と娘の信頼関係を揺るがすものだった。その相手こそ、渡辺が還暦パーティーで紹介したA子さんだ。

関連記事

トピックス

長男・泰介君の誕生日祝い
妻と子供3人を失った警察官・大間圭介さん「『純烈』さんに憧れて…」始めたギター弾き語り「後悔のないように生きたい」考え始めた家族の三回忌【能登半島地震から2年】
NEWSポストセブン
古谷敏氏(左)と藤岡弘、氏による二大ヒーロー夢の初対談
【二大ヒーロー夢の初対談】60周年ウルトラマン&55周年仮面ライダー、古谷敏と藤岡弘、が明かす秘話 「それぞれの生みの親が僕たちへ語りかけてくれた言葉が、ここまで導いてくれた」
週刊ポスト
小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン