国内

追悼・エリザベス女王 日本の皇室との間で育まれた親愛の歴史を写真で振り返る

 英国民のみならず、世界中の人々に愛されたエリザベス女王が、9月8日に亡くなった。女王の戴冠式にあわせて上皇陛下が訪英されてから約70年、日本の皇族方が訪英されるたびに女王は自ら厚遇し、そして女王が来日した際には皇室側が主体となって「おもてなし」をされてきた。長きにわたって女王と皇室の間に育まれた「親愛」の歴史を、写真とともに振り返る。

(時事通信フォト)

皇太子になられたばかりの上皇陛下は女王の戴冠式に昭和天皇の名代としてご参列(時事通信フォト)

●1953年6月 上皇陛下訪英
 当時19才、皇太子になられたばかりの上皇陛下は女王の戴冠式に昭和天皇の名代としてご参列。式の4日後には女王の誘いでロンドン近郊のエプソム競馬場でともに競馬をご観戦。

(写真/アフロ)

(写真/アフロ)

●1971年10月 昭和天皇・香淳皇后訪英
 昭和天皇と香淳皇后は訪英時、バッキンガム宮殿に3泊滞在された。「国賓は通常2泊まで」のところ、女王の意向による特別措置だった。

(写真/アフロ)

(写真/アフロ)

●1975年5月 エリザベス女王来日
 英国君主として初めて来日した際には、上皇ご夫妻が当時の東宮御所に招きご一家おそろいで歓迎された。晩餐会やパレードが開かれただけでなく、女王は大河ドラマ『元禄太平記』の収録を見学するなど、日本を満喫したという。

(本誌写真部)

(女性セブン写真部)

(写真/アフロ)

(写真/アフロ)

●1976年6月 上皇ご夫妻訪英
 イギリス・ウィンザー城で一緒に乗馬を楽しまれたことも。乗馬の翌日にはイギリス・アスコット競馬場で競馬を楽しまれた。女王と美智子さまが競馬場で顔を見合わせられるシーンも。

関連記事

トピックス

2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
出席予定だったイベントを次々とキャンセルしている米倉涼子(時事通信フォト)
《米倉涼子が“ガサ入れ”後の沈黙を破る》更新したファンクラブのインスタに“復帰”見込まれる「メッセージ」と「画像」
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《セレブな5児の母・宮崎麗果が1.5億円脱税》「結婚記念日にフェラーリ納車」のインスタ投稿がこっそり削除…「ありのままを発信する責任がある」語っていた“SNSとの向き合い方”
NEWSポストセブン
峰竜太(73)(時事通信フォト)
《3か月で長寿番組レギュラー2本が終了》「寂しい」峰竜太、5億円豪邸支えた“恐妻の局回り”「オンエア確認、スタッフの胃袋つかむ差し入れ…」と関係者明かす
NEWSポストセブン
シーズンオフを家族で過ごしている大谷翔平(左・時事通信フォト)
《お揃いのグラサンコーデ》大谷翔平と真美子さんがハワイで“ペアルックファミリーデート”、目撃者がSNS投稿「コーヒーを買ってたら…」
NEWSポストセブン
愛子さまのドレスアップ姿が話題に(共同通信社)
《天皇家のクリスマスコーデ》愛子さまがバレエ鑑賞で“圧巻のドレスアップ姿”披露、赤色のリンクコーデに表れた「ご家族のあたたかな絆」
NEWSポストセブン
中国で延々と続く“高市降ろし”の反日攻勢にどう対抗するか? 「解決策のカギの1つは公明党が握っている」、大前研一氏の分析と提言
中国で延々と続く“高市降ろし”の反日攻勢にどう対抗するか? 「解決策のカギの1つは公明党が握っている」、大前研一氏の分析と提言
マネーポストWEB