他にも、DAIGO(38才)や北川景子(30才)、ローラ(26才)、堺雅人(43才)、菅野美穂(39才)、岡田准一(36才)など守護霊インタビューには話題の人が間髪入れずに登場する。芸能人だけに留まらない。イチロー(43才)や本田圭佑(30才)といったスポーツ選手から、「STAP細胞」の小保方晴子氏(33才)や安倍晋三首相(63才)といった政治家の守護霊も呼び出されている。
昨年11月には、後に大統領選を僅差で制することになるアメリカのドナルド・トランプ大統領(70才)の守護霊本が発売。《アメリカに、ドナルド・トランプあり。それが、偉大な国であることの証明書だ。ハハハハハ》。昨年7月の都知事選直後には、小池百合子都知事(64才)の守護霊が《私も内心、「女性初の総理大臣になってみたい」っていう気持ちは持ってはおりました》と告白していた。
世間の関心を集める“渦中の人”が次から次へと登場する理由を、前出の島田氏はこうひもとく。
「話題の人を取り上げることで、宗教の持つ怪しいイメージを刷新したいのでしょう。宗教に関心のない人にとっても、『ああ、あのいつも話題の人の本を作る団体だよね』とカジュアルで親しみやすい認識が広まります。そういう人は信者という“味方”にならなくとも、“敵”になることもない。『幸福の科学』の広報担当者に、テレビ局出身のメディアのプロが就いていることからも、『教団の見え方』への力の入れようが伝わってきます」
※女性セブン2017年3月9日号