「加藤の乱」を起こした加藤浩次

「表面的には経営陣vs加藤浩次に見えましたが、その背景には根深い問題がある。つまり吉本の主流派vs非主流派。もっといえば、松本軍団vsナインティナイン・岡村隆史さん(49才)率いるめちゃイケ軍団という対立構図があるともいえます」(芸能関係者)

 加藤の味方は多い。「銀座7丁目劇場」で下積み時代を過ごした芸人たち、そして大阪出身ではない後輩芸人たちだ。

「加藤派というのがあるとしたら、ロンブーの2人をはじめ、同じく北海道出身のタカアンドトシや平成ノブシコブシの吉村崇(39才)、『スッキリ』で共演するハリセンボン近藤春菜(36才)などがいます。

 でもいちばんの味方は岡村さんでしょう。デビュー当初こそライバルで意識し合っていたこともあるけど、『めちゃイケ』での共演を経て、お互いそんなことを口に出すタイプではないですが、今では親友の域に達していると思いますよ」(テレビ局関係者)

 騒動渦中の7月20日、加藤はキングコングの梶原雄太(38才)が運営するYouTubeチャンネル『カジサックの部屋』にゲスト出演し、岡村との関係を明かしていた。

 1996年に『めちゃイケ』が始まった当初、番組はあくまでナイナイ中心で、極楽とんぼの出番はごく一部だったという。「なんで岡村ばっかり」というジレンマを抱える毎日だったが岡村の仕事に対する態度を見て評価が変わったという。

「若い頃の加藤さんは芸人風に徹夜で遊んで二日酔いのまま現場に向かっていたそうです。すると、どんな場面でも必ず一生懸命な岡村さんがいる。誰よりも必死にボケて、毎回いちばん必死な岡村さんを見て、加藤さんも現場に対する考えが変わったと語っていました。この時期にこのタイミングで岡村さんのことを“とんでもなくカッコイイ”と公言したのですから、加藤さんと岡村さんがしっかりつながっているという意思表示に感じられました」(前出・芸能関係者)

関連記事

トピックス

ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
10月に公然わいせつ罪で逮捕された草間リチャード敬太被告
《グループ脱退を発表》「Aぇ! group」草間リチャード敬太、逮捕直前に見せていた「マスク姿での奇行」 公然わいせつで略式起訴【マスク姿で周囲を徘徊】
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《巨人の魅力はなんですか?》争奪戦の前田健太にファンが直球質問、ザワつくイベント会場で明かしていた本音「給料面とか、食堂の食べ物がいいとか…」
NEWSポストセブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《梨園に誕生する元アイドルの嫁姑》三田寛子と能條愛未の関係はうまくいくか? 乃木坂46時代の経験も強み、義母に素直に甘えられるかがカギに
NEWSポストセブン
大谷翔平選手、妻・真美子さんの“デコピンコーデ”が話題に(Xより)
《大谷選手の隣で“控えめ”スマイル》真美子さん、MVP受賞の場で披露の“デコピン色ワンピ”は入手困難品…ブランドが回答「ブティックにも一般のお客様から問い合わせを頂いています」
NEWSポストセブン
佳子さまの“ショッキングピンク”のドレスが話題に(時事通信フォト)
《5万円超の“蛍光ピンク服”》佳子さまがお召しになった“推しブランド”…過去にもロイヤルブルーの “イロチ”ドレス、ブラジル訪問では「カメリアワンピース」が話題に
NEWSポストセブン
「横浜アンパンマンこどもミュージアム」でパパ同士のケンカが拡散された(目撃者提供)
《フル動画入手》アンパンマンショー“パパ同士のケンカ”のきっかけは戦慄の頭突き…目撃者が語る 施設側は「今後もスタッフ一丸となって対応」
NEWSポストセブン
大谷翔平を支え続けた真美子さん
《大谷翔平よりもスゴイ?》真美子さんの完璧“MVP妻”伝説「奥様会へのお土産は1万5000円のケーキ」「パレードでスポンサー企業のペットボトル」…“夫婦でCM共演”への期待も
週刊ポスト